new hatena paradise

平成のあいうえお

時候不順の折から、三伏大暑の候

あっという間にようやく夏が訪れて、今年こそは!とわけもわからず意気込んでる。毎年毎年、同じことの繰り返しに飽きもせず、2012年もやはり、今年こそは!の精神。

という下書きだけされていたけれど、何時の間にか夏が終わろうとしている。

世の中には、年に映画を500本くらい観ちゃうような猛者もいるけど、世界に情報が溢れている昨今、量をこなすハードルは下がりに下がっているのに、なぜ僕は二ヶ月で8本の映画しか観ていないんでしょうか。好きのものさしが本数なのかはわからないけど、量をこなさないとミエナイナニカもあるはず。

そんなわけで、6月、7月にみた映画たちのおまとめでございます。


ラスト・アクション・ヒーロー

一度でいいから映画の中に入ってみたい。
みんながそんなことを考えていた時代もあったはずで、大人になったからかもしれないけど、すごく輝いて見えた。
映画世界と現実世界を行き来して、その間に壁が一枚あるようでないような不思議な世界で、映画の中だったらこうなるに決まってるとか言っちゃう、一周してる感がたまらん。このお話自体が映画だしという、何重かわからないけどメタな映画。メメタァ


バック・トゥ・ザ・フューチャー2

記憶がなかったけれど観たことありました。たぶん幼い頃にテレビで。
バック・トゥ・ザ・フューチャーといえばタイムトラベルの話でしょうと思いきや、これは近親相姦を禁忌から解き放った作品なのだよと偉い人が言ってて、なるほどなあと思った。過去に戻って生みの親から恋愛感情を持たれるって、よくよく考えるとヤバイ話。
1での出来事を俯瞰で見てるから、一周してる感あると思うんですけど、この一周してる感ってのは、昔コロコロコミックでやってた漫画で(タイトル忘れた)、天才度をあらわすメーターが振りきれて一周してすごいバカのロボットを作っちゃうって話がなんか好きで、それのことです。天才を超越したバカ。バカと天才は紙一重だよねって話を聞くと必ず、メーターが振り切れてる図が頭に浮かんじゃう。
他にもコロコロすごい好きで読んでて、ローキックするときは軸足をひねることで威力がアップするってのをサッカーに取り入れたりとか、変な方向から知恵をつけてた気がします。
話がそれたけど、悪いことをするとウンコまみれになることを教えてくれる映画。

バック・トゥ・ザ・フューチャー Part 2 [DVD]

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ヒート

ダークナイトが参考にした映画らしい。けどどんな話だったか忘れた。そんな映画。

ヒート プレミアム・エディション [DVD]

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パーフェクトワールド

全然パーフェクトじゃないワールドのストーリーで、ラストとか盛大にもやもやを残して終わる。映画だから、作り話だからってハッピーエンドとは限らないよーって言いたいがためのタイトルなのかしらん。
はたからみたら悪でも、見方によっては善とか、作り手の皮肉屋っぷりが至る所で発揮されております。
皮肉ってメタ感と似てるとこある。

パーフェクト ワールド [DVD]

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バック・トゥ・ザ・フューチャー3

3は初めて。
ドクって全っ然見た目が変わらないけど、あの状態で不老不死とかなんでしょうか。そうだとしたらなんか惜しい気が。大体、不老不死の目的って、いつまでも若い姿でいたい!みたいな感じじゃないですか。特殊メイクとかCGとかなんでしょか、あの同じさ加減。
歴史操作しまくって、ビフが使用人みたいなポジションに追いやられてちゃってるのが切ない。結局タイムトラベルをして歴史をぐちゃぐちゃにした人にとって都合のいい世界が作られるんだ。それを現実の世界でやってるのがビフなわけで、ビフのことを悪く言う奴はまじブラフ。ワック。ギャングスタ。パイオニア。
やっぱり悪いことするとウンコまみれになる。

バック・トゥ・ザ・フューチャー Part 3 [DVD]

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DOCUMENTARY of AKB48

こじはるかわいいから好きなんですけど、AKBのことそんなに詳しくないので、よくわかんないけどみんな大変なんだーってくらいの感想。高橋みなみさんが超人ってのと、京都のこがちょっとかっこいいなってのがわかったのが収穫です。たぶん一個目のやつです。


スーパーバッド

パーティーしたい。誘いたいし誘われたい。
映画って、現実にいたら全っ然さえない男子とか女子とかが、すごい魅力的に見えてきたりするから好きです。


塔の上のラプンツェル

ベタベタなストーリーで、わかりやすい表現で、こんなステキ映画になっちゃっててすごい。狭い世界から広い世界へ出ていく物語ってドキドキ感とかワクワク感がたまらんす。グレンラガンとか。
いちばんグッときたのは、空に浮かぶ灯りを見て喜ぶラプンツェルと、娘のことを想い悲しむ王様の対比。同じモノを見ても、人によって捉え方が違うのって面白いよなあ。
ただ、なんだかんだすくすくいい子に育ててくれた"育ての親"のラストがあっけなさ過ぎて、少しくらい情がわいててもいいんじゃないかなあラプンツェルちゃん、とか思っちゃいました。

海外のアニメって、日本とは違う雰囲気出ててすごい。日本のイラストっぽいデフォルメも好きだけど、海外アニメの3Dな感じも、違ったベクトルで面白いなって思います。

塔の上のラプンツェル [DVD]

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近況

はじめは楽しかった奇をてらうアイドルたちだけど、今はもう、普通にかっこいい曲だけでいいかなって気がしています。
新しいことをやるだけが音楽じゃなくて、みんなが好きな所を高クオリティで継続するというのも、価値ある形なのかなって思いますです。